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vol.2

株式会社茨城木材相互市場
INTERVIEWvol.2

住むひとも、住まいも健康で
長持ち地元でともに育った木と
生きていく

株式会社茨城木材相互市場

株式会社茨城木材相互市場
ハウジング事業部
平山 智哉 さん

Profile

大洗町出身、住宅関連の営業職に興味をもち、家づくりに携わる。最近の興味関心はドイツの住環境について。趣味は、アウトドアほか。

自然と寄り添いながら暮らす森と人と家を結ぶ企業

昭和30年に茨城県産木材の製品市場として創業した「茨城木材相互市場」は、「消費と生産を結ぶ価値ある架け橋」を使命とした地域密着型企業です。木材をキーワードに、県産材、国産材、輸入材などの取扱い、工場での加工から納品、建材から家づくりまで幅広く行っています。住まいやおもちゃなどで使われ、常に私たちの身近にある「木」という存在。木でつくる家の醍醐味として「木は建築後もずっと生きて、呼吸をしています。時間と共に変化する木の表情を眺めながら暮らせる住環境っていいですよ」と平山さんは笑顔で話します。

暮らしに息づく木材の存在 地産の木材を地元の家で

時代とともに、住宅に使用される材料も輸入材や新建材などの新しい材料が市場に現れ、業界も「建築業界」から「住宅産業」へと様変わりしてきました。それでも、木造住宅は日本の風土に最も適した住まいとして、伝統を育み、変わらずに人々の生活を支えてきました。平山さんは「終戦後の復興で木材が非常に不足し、当時は貴重だった木材も、時代とともに市場のニーズも変わり需要が減り、手入れのされない森林が増えてきているのが現状です。しかし、現在省エネや健康、環境におけるメリットが注目を集めるようになっています。」と話します。

時代とともに人も自然も変化 木でつくる家の未来

建築用途として木の性能が見直されてきた近年、大型物件で木材を採用することも珍しくありません。「木造住宅とひとくくりにされがちですが、その中でも私たちは茨城県産材(八溝産など)の活用を広く推奨しています。木は、唯一再生循環する資源。地産木材の活用は私たちの暮らす地域の森林環境を守ることができるんです。」と話す平山さん。人間の平均寿命や四季の寒暖差もきびしさを増すなかで、耐用年数は60年~80年と言われる木造住宅。茨城木材相互市場では、地域の住宅性能を向上、家やそこに暮らす家族の寿命を延ばせるような家づくりを続けています。

株式会社茨城木材相互市場

株式会社茨城木材相互市場

TEL. 029-221-3111

http://www.ibamoku.co.jp/
水戸市渋井町50

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